都会の喧騒から逃れて魚と遊ぶ

釣ってさばいて料理して~、そして喰らう

東伊豆ヤリイカ釣行

おはようございます。。

 

今年最大の釣果目標は人生初のハタ類。

でも、今はシブい時期なので、他に何が釣れるんだろうと調べていたところ、この時期は三浦半島や伊豆半島でヤリイカが釣れるということを知りました。三陸では根魚や青物ばかり狙っていたため、イカ釣りのことはほとんど知りませんでした。

 

 

人生初のヤリイカ釣り

ということで、ヤリイカ釣りに挑戦してみることにしました。

ヤリイカは食べても美味しいですしね。

 

釣り方を調べたところ、主にエギングかスッテを使ったエサ釣りのどちらか。

初心者が釣果を伸ばすには、鶏の胸肉やキビナゴをエサとしたウキ釣りが最適と思えました。

 

ということで、先週、エサ巻スッテ(テーラ)、電気ウキ、その他を揃えて、初めてヤリイカ釣りに行きました。

ネットの情報から江ノ浦漁港を目指したのですが、着いてみると既にいいポイントは人でいっぱい。

仕方なく伊東港まで南下して竿を出したのですが、釣り人はポツポツとしかおらず、釣れる気配がしませんでした。そして、案の定ボウズ。

 

 

リベンジ釣行

先週の釣行が不発でしたので、休日の長男の遅い起床を待って、リベンジ釣行することにしました。

 

今回は西伊豆方面を目指したのですが、東名高速の御殿場あたりから風で車が左右に振られる状況。長泉沼津ICから伊豆縦貫道に入り、狩野川に差し掛かったあたりで西寄りの暴風だったため、西伊豆での釣りは無理と判断し、風裏になるであろう東伊豆に進路を変更することとしました。

年末の三陸釣行の時もでしたが、事前の天候チェックを怠ってはいけませんね。

 

 

さて、向かったのは稲取港。

Google Mapの航空写真では、一番外側の堤防先端が良さそうに見えました。

 

国道136号→414号経由で河津に抜け、稲取港に着いた頃にはすでに16時過ぎ。この時点で、横浜からの移動に4時間かかっています(汗)

車を停めて堤防をチェックしたところ、堤防の真ん中あたり、ちょうど堤防が細くなる手前に工事用の櫓のようなものが設置されており、その先には立ち入れなくなっていました。

櫓の手前には釣り人が1~2名。釣り座は確保できそうです。しかし、港のかなり内側になり、釣れる気がしなかったので、早々に見切りをつけて北上することにしました。

 

 

次に向かったのは北川港。ここも先端付近が良さげです。

車を走らせ堤防が見えてくると、堤防には釣り人のものと思われる車が数台と、釣り人が7~8人見えました。

堤防に車を停め、まずは釣座確保です。

 

この堤防は、先端10m四方くらいが1段高くなっており、ここに陣取れば外海側を狙うことも可能なようです。

しかし、先端ではベテラン釣り師仲間5~6名が、ヤリイカ釣りの準備中です。 ちょっと入って行きづらい雰囲気。

ということで、とりあえず、先端手前の1段低いところから内側に竿を2本出しました。

2本とも仕掛けはエサ巻スッテ(テーラ)で、エサはキビナゴ、竿は20年くらい前に買った安物の磯竿と投げ竿です。

 

 

リベンジ達成

18時半を少し回ったころでしょうか。

車に荷物を取りに行き、数分後に戻ると、息子が浮きが流されちゃったと言っています。見ると、確かに浮きが外海側に流されています。

でもヘンです。2本のうち、流されたのは磯竿の方1本だけ。もしやと思いつつリーリングしてみると、少しの重量感が。

 

来ました、人生初のヤリイカ

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サイズはイマイチですが、初物は嬉しいものです。

 

先端のベテラン勢も釣れているようです。

自分達はと言えば、後が続かず・・・。

 

そのうち、時合が終わってしまったようで、先端のベテラン勢がポツポツ帰り始めました。

そこで様子を伺いに行くと、「アンタ、そんなところでやってないで、こっちでやりなよ!」という、ベテランの嬉しいお言葉。

有難く先端に入らせていただきました。

 

ベテラン勢の釣果を見せていただくと、自分達が釣ったのと同じくらいのサイズがメインのようでしたが、中には胴長40cmくらいと思われる大型のものも。

さすがです。

 

さて、まずは先端から内側を狙いましたが、反応がありません。

しばらくすると、外側も空いたので移動してみます。

 

すると、磯竿の方のウキが不自然な動きをした後、真横になりました。ウキ釣りをあまりしない自分でも、これは食い上げているだろうとわかりました。

2匹目ゲットです。

 

直後に投げ竿の方にもきました。3匹目ゲット。しかし、こちらはアタリがわからず、仕掛けを確認するためにリーリングしたらかかっていたという感じです。

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しかし、またもやその後が続きませんでした。 

ベテランの方はコンスタントに釣れているようでしたので、タナを聞いて合わせてみたり、エサを付け替えてみたり、誘いを入れてみたりしましたが、ダメでした。

 

何が違うのかを探るため、ベテランの方をよく見てみると、コンスタントに釣れているのは4本の竿のうち1本だけ。これもウキ釣りはウキ釣りですが、仕掛けはシルエットからするとエギのようです。エサ巻きのエギでしょうか。その他、自分達の仕掛けと違う点も見受けられました。とても参考になったので、次回の釣行で試してみたいと思います。

 

この後22時前まで粘りましたが、状況変わらずで納竿。結果は3匹だけでした。

数もサイズもアレですが、初釣果なのでとりあえず良しとします。

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早速、刺身にして食べてみたら、甘くて旨かったです。 

ヤリイカは、さばくのが簡単なので、沢山釣れても楽でいいですね。 

 

 

今回の仕掛け 

今回、竿を2本出しました。それぞれの仕掛けは以下のとおりです。

  • 磯竿(2号)+電気ウキ(3号)+ヤマシタ エサ巻テーラ(3号)を2本
  • 投げ竿+電気ウキ(5号)+3号の中通しオモリ+DUEL エサ巻イカスッテ(3号)を2本

 

投げ竿の方は、 遠投できるように中通しオモリを付け、その分ウキの浮力を大きくしました。

しかし、結果としてアタリはわかりませんでした。このサイズのイカだと、もっと軽い仕掛けにしないとダメかもしれませんね。それか、浮きの浮力が強すぎるかもしれないので、オモリをもう少し重くしてみるかな。

それと、スッテの上にオモリがあるので、投げた時にオモリが先行して飛びます。なので、着水直前にサミングしないと絡まる確率が高いです。

自分としては、ヤマシタの方がエサ巻ワイヤーの先端の固定方法が楽ちんで使いやすかったです。

あと、いずれも夜光素材ですが、ヤマシタの方が発光時間が長かったように思います。

DUELの方は、エサ止めストッパにエサを刺して、さらにワイヤーで巻いて固定する方式でしたが、エサ止めストッパはなくてもいいと思いました。

 

電気ウキは、2点発光の方が、ウキが沈む以外のアタリもわかり易いです。

 

スッテ(テーラ)は蓄光素材です。光らせた方が、イカへのアピール度は高いです。 

とは言え、必ず光らせた方がいいのかどうかは、まだよくわかりません。

 

近々、またヤリイカを狙いに行ってみたいと思います。