都会の喧騒から逃れて魚と遊ぶ

釣ってさばいて料理して~、そして喰らう

年忘れ三陸ロックフィッシュゲーム

記事が前後しますが、2017年の大晦日、ロックフィッシュゲームの師匠と三陸釣行してきました。狙うはアイナメ

 

磯に入る前に海の状況をチェックするため、まずはいつもの漁港へ。

ほぼ無風。漁港内はちょっとうねっているかな程度の波。

遠くに見える磯には白波が立っていますが、まぁこれはいつものことなので、問題なしと判断しいつもの磯に向かいます。

 

車を停めて藪漕ぎすること20分、海を見下ろすポイントまできました。

自分は丸4年ぶりのホームグラウンド。これこれ、この景色。

やっぱり三陸最高!

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崖上から海の状況をチェックすると・・・ん?うねりがヤバい???

そういや藪漕ぎ中、珍しく海の音が聞こえてたなぁなどと思いつつ、とりあえず行ってみましょう。ここから10分ほどかけて崖を下り、磯へ。

デデ~ン

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うねりがヤバい!ヤバすぎる!

磯に下りたらこの荒れっぷり。

いつもの立ち位置はモロに波をかぶっており、とても立てません。こんなの初めて。どうなってんだこりゃ!?

 

天気図をチェックすると、三陸付近の等圧線の間隔が広いため風はない。でも、沖には発達した低気圧が・・・。こいつが元凶かー!

気象庁ホームページ 過去の天気図 2017年12月31日

出典:気象庁ホームページ 過去の天気図

とは言え、少し登ったところからなら波はかぶらなし、風はないし、なんとか釣りはできそう。ということで気を取り直して準備開始。ここまで来て引き返す手はないしね。

オモリは、このうねりじゃ7号以上を使いたいところだけど、5号までしか持ってきていない。いいや5号で。

そそくさとリグろうとするも、はやる気持ちと老眼(笑)で上手くいかん!

なんとかテキサスリグにガルプ!パルスクローをセットし準備完了!実釣開始!

 

なるべくうねりが収まった瞬間を狙って、沈み根の際にキャストします。

よし、5号でもなんとか底は取れる。

そして、数投したころ、コンコンと小さいアタリが。あ~これこれ、この感触。こんなうねりでも反応してくれるんだなぁ。でも、小さそうだし、なかなかフッキングしません。

 

更に数投。コンコン、しばらく待って合わせる。よし!乗った!ゴリ巻き!

 

 

じゃじゃーん。でました、40センチに満たない痩せ細ったアイナメくん。

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アフターなのか、荒天であまり餌を食べてないのか・・・

4年ぶりのアイナメだし、このうねりで釣れたし、小さいけれどとりあえず満足。

 

しばらくして、師匠も同じくらいのアイナメを釣り上げた。

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大物を釣るべく更にキャストし続ける。

 

小さいアタリはあるものの、まったく乗らない。ワームを色々変えてみても乗らない。そして、ついにアタリがぱったりと途絶えてしまった。見切られちゃったかな。

その後、昼飯を食べつつ時合を待ちましたが、うねりが更に酷くなり、釣りにならない状況に。

 

自分、師匠ともにアイナメ1匹ずつで納竿となりました。

 

釣果としては満足のいくものではありませんでしたが、久しぶりの三陸で、久しぶりのアイナメ。心は満たされました。