都会の喧騒から逃れて魚と遊ぶ

釣ってさばいて料理して~、そして喰らう

ロッドホルダーをDIYしよう!

おはようございます。

 

この週末も釣行できなかったので、車にロッドホルダーを装着しました。

 

 

ロッドホルダーあれこれ

ロッドホルダーは車用品のメーカーや釣具メーカーからいくつか市販されていますので、使っている方も多いのではないかと思います。

 

カーメイトからは様々な種類が発売されています。次はその一例です。

カッコいいのですが、如何せん値段が高い。 

お手軽なところではベルトタイプがありますが、走行中にブラブラしそうですね。

どうしようか悩んでいたとき、以前サイクルラックを作ろうと購入したイレクターパイプが余っていたことを思い出したので、自作することにしました。

 

イレクターとは?

イレクターとは、パイプとジョイントを組み合わせて、棚、机、椅子などのインテリア用品、自転車ラック、犬小屋などのエクステリア用品、その他、ガーデニングやアウトドアにと、色々なものを作ることができる組み立て素材です。

www.diy-life.net

作品例を見ていると、妄想が膨らみますねー。

作品例にはロッドホルダーもありますが、ちょっと使い勝手が悪そう。

そこで、ググって引っかかったものからアイデアを拝借することにしました。

諸先輩方に感謝です。

 

では、設計~調達~加工~装着の過程を書いてみます。

 

 

設計

装着する車は日産セレナ2007年式(DBA-C25)です。

仙台では毎年1万キロ以上走行していましたが、横浜に来てから走行距離が伸びず、丸12年経とうとする今でもまだ9万キロ台です。

エンジンはすこぶる好調なので、まだまだ乗れそうです。

話がそれましたが、セレナの3列シートの2列目と3列目の左右上部についているアシストグリップに固定する方法で設計することにしました。

アシストグリップは、車の左右天井に付いていて、車に乗り降りするときにつかむやつのことです。

2列目左右のアシストグリップ間に横方向に1本、3列目も同様に1本のイレクターパイプを渡し、それらのパイプ間にロッドを吊るすイメージです。また、それらパイプ間にもサイドパイプ(前後方向)を渡して4本で長方形を作ることで強度を増すとともに、ウェアなどのハンガーを掛けられるようにします。

 

 

さて、まずはイレクターのジョイント部品を選択します。

アシストグリップにパイプを固定するためのもの、ロッドのティップやグリップを掛けるためのもの等です。

ジョイント部品は、基本的にはプラスチック部品としますが、簡単に取り外しできるようにするため、アシストグリップへの固定部分のみメタル部品にすることとしました。(メタル部品はボルトでの固定なので、取り付け取り外しが容易です。)

 

次に、2列目、3列目それぞれの左右アシストグリップ間の距離を測り、横方向のパイプの長さを決めます。

C25セレナの場合、2列目が1,087mm、3列目が1,176mmでした。

その長さから、ジョイント部品で必要な長さ(100mm程度)を引いて、パイプの長さとします。

また、2列目、3列目のパイプを仮止めしてパイプ間の距離を測り、同様にジョイント部品で必要な長さを引いて、サイドパイプ(前後方向)の長さを決めます。

 

わかりやすいいよう、図にしてみました。

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2列目のJ-13Aがティップを掛ける部品、3列目のJ-130がグリップを掛ける部品です。2列目には太いロッドも掛けられるよう、1つだけJ-130にしました。

パイプの上側にも太めのもの、例えばロッドケースに入ったままのロッド等を置けるよう、J-129をつけます。

サイドパイプを2列目、3列目パイプに固定するため、J-59Cを使います。

J-130はパイプへの密着がゆるく、そのままだと左右に動いてしまうため、両脇にJ-131を付けて固定します。J-13A、J-129、J59Cはパイプに密着するので、J-131がなくても問題ありません。

 

また、図には書いていませんが、ロッドと接触する部分に隙間テープを貼ってクッションにします。

 

それから、グリップを掛ける部分には、車の揺れでロッドが落下しないように上から押さえつける形でヘアゴムを付けます。(図の青い線です)

ヘアゴムを輪っかにして止めるため、結束バンドを使うことにします。

 

 

調達

必要な部品をまとめると次の表のとおりです。 総額6,866円です。

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イレクターは、ホームセンターで売っています。

ただし、J-13Aだけはどこのホームセンターにもなく、取り寄せてもらいました。

なお、コーナンには独自ブランドの類似商品しかありませんでした。これはパイプの太さが異なるので、イレクターと互換性はありません。

 

ヘアゴム、隙間テープ、結束バンドは100均です。

 

その他、工具として、以下も必要となります。

  • ハサミ
  • 5mmの六角レンチ(メタルジョイントのボルト用)
  • イレクターパイプをカットする工具
  • ドリル

 

イレクター用の純正カッターは高額ですが、ホームセンターによっては、イレクターパイプを購入すると、無料でカッターを貸してくれる場合もあります。

自分は100均でカッターを購入しました。確か324円だったと思います。大量にカットするわけではないので、これで事足ります。

 

ドリルも、有償ですがホームセンターでレンタルできると思います。

 

 

加工

ロッドのティップをかける部品(J-13A)に合わせて隙間テープを切り、更に短いものも切り出します。そして、長い方の上に短い方を重ねて貼ります。

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重ねたものをJ-13Aの内側に貼ります。貼るのにコツがいりますが、鉛筆などで内側から押し付けるようにすると、うまく貼れると思います。 

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グリップをかける部品(J-130)にも同様に隙間テープを貼ります。

J-129にも必要に応じて貼ります。

これらは、隙間テープを重ねて貼る必要はないと思います。

 

イレクターパイプ4本を設計時に決めた長さにカットします。

切断する部分に印を付け、カッターの歯を印に当ててネジを軽く締め込み、カッターをグルグル回し、軽くなったら更に締め込んでグルグル回します。締め込んでグルグルを何度か繰り返すと、割とあっさり切れます。

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2列目、3列目の横方向のパイプの両端には、さび防止のためJ-110Aをはめ込みます。

 

設計図どおりに各ジョイント部品をパイプにはめ込みます。

(はめ込むのは最後でも構いませんが、先にはめ込んだ方が、この後穴を開ける時に穴の位置を決めやすいです)

プラスチックジョイントは、専用の接着液でパイプに接着することとされていますが、接着はしません。(この辺は自己責任で)

 

ロッドのグリップ部をかける部品(J-129)にドリルでヘアゴムを通す穴を開けます。

基本、2つずつ開けますが、左右端のみ1つです。このあたりは設計図や完成形で確認してください。

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開けた穴2箇所にヘアゴムをとおし、結束バンドで先端どうしを結束して輪っかにします。 f:id:chommage5:20180307004719j:plain

 

 

最終的には以下のようになります。

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仮組みしてみました。

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装着

あとは、車のアシストグリップに装着するだけです。

 

メタルジョイント(HJ-1)をアシストグリップに付け、2列目、3列目パイプを挿入してボルトを締めます。

2列目、3列目パイプ間にサイドパイプをはめ込みます。

 

完成しました \(^o^)/

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ロッドを載せてみました。

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ロッドのティップとグリップは、こんな感じで固定されます。いい感じです~。

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参考になれば幸いです。

 

渓流釣り解禁!と喜んでばかりはいられない

おはようございます。

 

今年も渓流釣りの季節になりましたね。

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自分が仙台にいたころは、車で1時間もかからずに入渓できたので、名取川水系をメインにちょくちょく通っていました。

素晴らしい大自然の中、渓流魚を探し回っていたのはいい思い出です。

 

しかし、それも7年前までの話しです。

なぜ7年前までかと言えば・・・・福島第一原発事故の影響です。

 

 

知ってますか?

7年が経過した今でも、岩手から群馬にかけての一部地域で、渓流魚の出荷制限採捕自粛措置が取られていることを。

 

 

渓流魚の状況 

渓流魚の出荷制限等については、下記に情報があります。

  ▶水産庁:水産物の放射性物質調査の結果について

  ▶放射能関連情報 - 宮城県公式ウェブサイト

 

自分が通っていた名取川水系は、全域に渡ってイワナが出荷制限中、もしくは採捕自粛中です。ヤマメは名取川水系では特に制限はありませんが、生息域がかぶっていて食性も似ているイワナがダメということは、どうなんでしょう・・・。

  ▶水産庁:内水面(淡水)における出荷制限や採捕自粛等の状況(平成29年12月13日現在)  [PDFファイル]

  ▶宮城県公式ウェブサイト:水揚自粛,出荷制限状況(イワナ)[PDFファイル]

  ▶宮城県公式ウェブサイト:水揚自粛,出荷制限状況(ヤマメ)[PDFファイル]

 

 

山菜の状況 

大好きな山菜も惨憺たる状況です。

  ▶山菜の採取について(注意) - 宮城県公式ウェブサイト

 

仙台市では、コシアブラ、タラノメともに出荷制限も出荷自粛もなしですが、

  ▶宮城県公式ウェブサイト:出荷制限及び自粛の状況(H29.4.6) [PDFファイル/103KB]

市町村への持ち込み検査では、出荷制限にひっかかる値が出ているものもあります。

  ▶放射能情報サイトみやぎ:平成29年度測定結果(平成30年2月22日更新)[PDFファイル]

 

 

 

誰かを恨んでも仕方がない。時間が解決してくれるのを待つのみです。

 

東伊豆ヤリイカ釣行

おはようございます。。

 

今年最大の釣果目標は人生初のハタ類。

でも、今はシブい時期なので、他に何が釣れるんだろうと調べていたところ、この時期は三浦半島や伊豆半島でヤリイカが釣れるということを知りました。三陸では根魚や青物ばかり狙っていたため、イカ釣りのことはほとんど知りませんでした。

 

 

人生初のヤリイカ釣り

ということで、ヤリイカ釣りに挑戦してみることにしました。

ヤリイカは食べても美味しいですしね。

 

釣り方を調べたところ、主にエギングかスッテを使ったエサ釣りのどちらか。

初心者が釣果を伸ばすには、鶏の胸肉やキビナゴをエサとしたウキ釣りが最適と思えました。

 

ということで、先週、エサ巻スッテ(テーラ)、電気ウキ、その他を揃えて、初めてヤリイカ釣りに行きました。

ネットの情報から江ノ浦漁港を目指したのですが、着いてみると既にいいポイントは人でいっぱい。

仕方なく伊東港まで南下して竿を出したのですが、釣り人はポツポツとしかおらず、釣れる気配がしませんでした。そして、案の定ボウズ。

 

 

リベンジ釣行

先週の釣行が不発でしたので、休日の長男の遅い起床を待って、リベンジ釣行することにしました。

 

今回は西伊豆方面を目指したのですが、東名高速の御殿場あたりから風で車が左右に振られる状況。長泉沼津ICから伊豆縦貫道に入り、狩野川に差し掛かったあたりで西寄りの暴風だったため、西伊豆での釣りは無理と判断し、風裏になるであろう東伊豆に進路を変更することとしました。

年末の三陸釣行の時もでしたが、事前の天候チェックを怠ってはいけませんね。

 

 

さて、向かったのは稲取港。

Google Mapの航空写真では、一番外側の堤防先端が良さそうに見えました。

 

国道136号→414号経由で河津に抜け、稲取港に着いた頃にはすでに16時過ぎ。この時点で、横浜からの移動に4時間かかっています(汗)

車を停めて堤防をチェックしたところ、堤防の真ん中あたり、ちょうど堤防が細くなる手前に工事用の櫓のようなものが設置されており、その先には立ち入れなくなっていました。

櫓の手前には釣り人が1~2名。釣り座は確保できそうです。しかし、港のかなり内側になり、釣れる気がしなかったので、早々に見切りをつけて北上することにしました。

 

 

次に向かったのは北川港。ここも先端付近が良さげです。

車を走らせ堤防が見えてくると、堤防には釣り人のものと思われる車が数台と、釣り人が7~8人見えました。

堤防に車を停め、まずは釣座確保です。

 

この堤防は、先端10m四方くらいが1段高くなっており、ここに陣取れば外海側を狙うことも可能なようです。

しかし、先端ではベテラン釣り師仲間5~6名が、ヤリイカ釣りの準備中です。 ちょっと入って行きづらい雰囲気。

ということで、とりあえず、先端手前の1段低いところから内側に竿を2本出しました。

2本とも仕掛けはエサ巻スッテ(テーラ)で、エサはキビナゴ、竿は20年くらい前に買った安物の磯竿と投げ竿です。

 

 

リベンジ達成

18時半を少し回ったころでしょうか。

車に荷物を取りに行き、数分後に戻ると、息子が浮きが流されちゃったと言っています。見ると、確かに浮きが外海側に流されています。

でもヘンです。2本のうち、流されたのは磯竿の方1本だけ。もしやと思いつつリーリングしてみると、少しの重量感が。

 

来ました、人生初のヤリイカ

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サイズはイマイチですが、初物は嬉しいものです。

 

先端のベテラン勢も釣れているようです。

自分達はと言えば、後が続かず・・・。

 

そのうち、時合が終わってしまったようで、先端のベテラン勢がポツポツ帰り始めました。

そこで様子を伺いに行くと、「アンタ、そんなところでやってないで、こっちでやりなよ!」という、ベテランの嬉しいお言葉。

有難く先端に入らせていただきました。

 

ベテラン勢の釣果を見せていただくと、自分達が釣ったのと同じくらいのサイズがメインのようでしたが、中には胴長40cmくらいと思われる大型のものも。

さすがです。

 

さて、まずは先端から内側を狙いましたが、反応がありません。

しばらくすると、外側も空いたので移動してみます。

 

すると、磯竿の方のウキが不自然な動きをした後、真横になりました。ウキ釣りをあまりしない自分でも、これは食い上げているだろうとわかりました。

2匹目ゲットです。

 

直後に投げ竿の方にもきました。3匹目ゲット。しかし、こちらはアタリがわからず、仕掛けを確認するためにリーリングしたらかかっていたという感じです。

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しかし、またもやその後が続きませんでした。 

ベテランの方はコンスタントに釣れているようでしたので、タナを聞いて合わせてみたり、エサを付け替えてみたり、誘いを入れてみたりしましたが、ダメでした。

 

何が違うのかを探るため、ベテランの方をよく見てみると、コンスタントに釣れているのは4本の竿のうち1本だけ。これもウキ釣りはウキ釣りですが、仕掛けはシルエットからするとエギのようです。エサ巻きのエギでしょうか。その他、自分達の仕掛けと違う点も見受けられました。とても参考になったので、次回の釣行で試してみたいと思います。

 

この後22時前まで粘りましたが、状況変わらずで納竿。結果は3匹だけでした。

数もサイズもアレですが、初釣果なのでとりあえず良しとします。

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早速、刺身にして食べてみたら、甘くて旨かったです。 

ヤリイカは、さばくのが簡単なので、沢山釣れても楽でいいですね。 

 

 

今回の仕掛け 

今回、竿を2本出しました。それぞれの仕掛けは以下のとおりです。

  • 磯竿(2号)+電気ウキ(3号)+ヤマシタ エサ巻テーラ(3号)を2本
  • 投げ竿+電気ウキ(5号)+3号の中通しオモリ+DUEL エサ巻イカスッテ(3号)を2本

 

投げ竿の方は、 遠投できるように中通しオモリを付け、その分ウキの浮力を大きくしました。

しかし、結果としてアタリはわかりませんでした。このサイズのイカだと、もっと軽い仕掛けにしないとダメかもしれませんね。それか、浮きの浮力が強すぎるかもしれないので、オモリをもう少し重くしてみるかな。

それと、スッテの上にオモリがあるので、投げた時にオモリが先行して飛びます。なので、着水直前にサミングしないと絡まる確率が高いです。

自分としては、ヤマシタの方がエサ巻ワイヤーの先端の固定方法が楽ちんで使いやすかったです。

あと、いずれも夜光素材ですが、ヤマシタの方が発光時間が長かったように思います。

DUELの方は、エサ止めストッパにエサを刺して、さらにワイヤーで巻いて固定する方式でしたが、エサ止めストッパはなくてもいいと思いました。

 

電気ウキは、2点発光の方が、ウキが沈む以外のアタリもわかり易いです。

 

スッテ(テーラ)は蓄光素材です。光らせた方が、イカへのアピール度は高いです。 

とは言え、必ず光らせた方がいいのかどうかは、まだよくわかりません。

 

近々、またヤリイカを狙いに行ってみたいと思います。

 

アイナメを釣ろう!爆釣間違いなしの餌

※アオイソメなどが苦手な方は閲覧注意

 

 

おはようございます。

 

自分がアイナメやソイ類を狙う時は基本はソフトルアーですが、ルアーにはまったく反応がない日もあったりします。そういう時は、極たま~にですが餌で狙ったりもします。

 

その時使うのが エラコ

 

エラコって何?

 

エラコとは、パイプ状(筒状)の巣を作ってその先から触手を出し、プランクトンを捕まえて捕食する生き物。
ケヤリ科の動物で熱帯魚店などでチューブ類と呼ばれるものの仲間。釣りでは虫エサの類に入る。
砂つぶや分泌液で細長い管を作りその中に入って生活する。また、単体ではなくある程度の数が集まり塊となって生息している。
東北から北海道にかけての寒流系海域に生息する生物で、投げ釣りなどで使用される。
使用する際はエラコの入った管を塊から一本引き抜き、身がちぎれたり潰れたりしないように、管を破るか頭部側(ほうき状になっている側)からゆっくりこしだす。
生だと身が非常に柔らかくちぎれやすい為、フルキャストする場合は塩で〆て使う。
出典:GyoNet 釣り用語 - エラコ 

 

実物を見たことがない方は、説明を読んでもナンノコッチャという感じだと思います。

 

 

 

こんな奴です。

 

 

これでもなんじゃこりゃ~って感じかも知れませんね。

 

 

 

これは、このままでは使えません。

沢山ある管それぞれの中に、こんな奴が1本ずつ入っています

 

 

釣り餌っぽい感じになりましたね。

 

 

主な生息域は、北海道~宮城あたりで主に太平洋側。

ですので、北日本以外では聞きいたこともないという方が多いかと思いますが、三陸ではわりとポピュラーな餌。釣具店で売ってます。

 

 

アイナメはエラコが大好物

以前、三陸の磯で、剥いたエラコを20~30匹まとめて浅瀬に放り込んだことがあります。

そうしたところ、臭いにつられて、アイナメがなんと水面近くまで出て来ました。

そして、そのアイナメは目の前にいる人間を気にすることもなく、エラコをがっつき始めました。手が届くくらいの至近距離でですよ?

ちょっと想像できませんよね。でも、本当の話しです。

アイナメはそれくらいエラコが大好きです。

 

ということで、本当にオススメの餌です。

バンバン釣れます。ハンパないです。

アオイソメの比ではありません。

 

強いて言えば、臭いで誘うエラコ、動きで誘うアオイソメと言ったところでしょうか。

 

 

投釣りや穴釣りで

エラコは針に刺して使いますが、相当プニョプニョなので、かなりちぎれやすいです。

なので、投げ釣りでは、塩漬けにして水分を抜いてから使ったりもします。

ブラクリで落とし込むだけなら、生でも大丈夫です。

是非使ってみてくださいね~。

 

 

北海道~宮城以外だと現地調達は無理そうですが、今時、 エラコもネットで買えるんですねぇ。

さすがにAmazonにはありませんでしたが・・・

 

 

 

地磯ロックフィッシュゲームで選択すべきラインとラインシステム

おはようございます。

 

初の伊豆半島地磯釣行でライントラブルにみまわれた時、地磯ロックフィッシュゲームにおける最適なライン選択とショックリーダーの意味を思い出しました。

chommage5.hatenablog.com

 

 

これまでに使用してきたラインの遷移

20年近く前、バリバリ釣り初心者の自分が、地磯でのロックフィッシュゲームを始めました。

地磯でのロックフィッシュゲームは、根の際を攻めることが多いので、ラインの根ズレ、根掛かり対策が必須です。何も知識がない自分は、ライントラブルで相当苦労しましたね~。

当時は、ネットでもそれほど情報はありませんでしたし。

 

1. PEライン

ロックフィッシュゲームを始めた頃は、大物がかかっても切れないよう、また、ある程度根ズレに耐えられるよう、30lbのPEラインを使っていました。(今考えると、オーバースペックもいいところですね・・・)

伸びが少ないので、アタリがビンビン伝わってきますが、逆にそれが魚に違和感を覚えさせてしまっていたかもしれませんね。

 

▼コレですが、いつの間にか生産終了になっている・・・

www.purefishing.jp

 

30lbもあるとはいえPEラインなので根ズレに弱く、すぐにささくれ立ってしまいます。ヒット時にラインブレイクしないよう、ささくれ部分を切らねばなりませんので、みるみる短くなっていきます。高価なPEラインを頻繁に買い換えるのは、お財布に厳しいですよね。

 

2. フロロカーボンライン

お財布に厳しいのもあり、根ズレに強いフロロカーボンに変更しました。

PEより伸びるので、感度は弱くなりましたが、アタリをとるのには支障なし。魚に与える違和感も減ったことでしょう。

 

ところが、フロロカーボンはナイロンほどではないですが、伸びますし、根ズレに強いため、根掛かり部分からではなく、高切れすることが増えてしまいました。

高切れすると、その日は釣りになりませんよね。(先日の伊豆地磯釣行時は、まさにこれでした)

また、高切れのせいでPEの時よりも頻繁にライン交換せねばならず、PEより安いとはいえ、やはりお財布に厳しいのは変わらずでした。

 

3. PEライン+フロロカーボンライン(ショックリーダー)初期型

メインラインをPEに戻し、根ズレ対策としてショックリーダー(フロロカーボン)を使うことにしました。

フロロカーボンが根ズレに強いとは言え、大物がかかった時のラインブレイクは避けたいところ。そこで、メインラインより強度のあるショックリーダーをチョイスしました。

感度もちょうど良い感じです。

強度:メインライン(PE) < ショックリーダー(フロロカーボン)

 

これだと、根掛かりした時に高切れこそしないものの、メインラインの方が弱いため、ショックリーダーとの結束部分から切れることが多くなってしまいました。

そのたびにいちいちショックリーダーを接続し直すのは手間ですし、何よりも時間がかかるのがネック。接続している間に時合を逃してしまうこともあり得ます。

 

4. PEライン+フロロカーボンライン(ショックリーダー)最終型

これまでの経験から、メインラインよりショックリーダーの強度を落とせば、根掛かりした時にショックリーダーが切れるので、メインラインには影響が出ないだろうと推測しました。また、これまでよりショックリーダーの強度を落としても、根ズレで簡単に切れることはないだろうと思われました。

強度:メインライン(PE) > ショックリーダー(フロロカーボン)

 

これが正解。

根掛かりしたら、思ったとおりショックリーダーが切れました。ショックリーダーが切れて少し短くなるだけで、メインラインには影響なし。ショックリーダーが短くなったら、ショックリーダーを接続し直すだけです。

ライントラブルが激減し、釣りの効率がアップ。更に、メインラインの寿命が大幅に伸びたので、お財布にも優しくなりました~。

 

 

選択すべきラインの種類と効果

地磯ロックフィッシュゲームでは、最終型に書いたとおり、

  • メインライン:PE
  • ショックリーダー:フロロカーボン

とし、強度を メインライン > ショックリーダー とするのがキモです。

こうすることにより、以下のような効果があります。

  • キャスト時に飛距離が出せる(メインラインが細いため)
  • 魚に与える違和感を減少させて釣果アップ(フロロカーボンラインがショックを吸収するのと、水中で見えにくいため)
  • メインラインでの高切れ防止、長寿命化(ショックリーダーが根ズレから保護し、根掛かり時にはショックリーダーが切れるため)
  • 手返しが良い(根掛かり時にショックリーダーが切れて結束部分が残ることで、結束し直す手間が減少するため)

 

具体的なライン強度とラインシステム

 自分の三陸地磯釣行では、以下のとおりです。

  • メインライン:PE(20~25lb)
  • ショックリーダー:フロロカーボン(16lb前後)
  • ラインシステム:FGノット

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メインラインが根ズレしないようにするため(あと、FGノットを何度もやりたくないので)、ショックリーダーは長めにしています。

自分の場合、地形にもよりますが、最低でも3ヒロはとります。

 

ショックリーダーが長いので、キャストする時に結束部分がガイドをとおります。結束部分がガイドに引っかかってトラブルになるのを防ぐため、なるべく結束部分を小さくする必要があります。

上記組み合わせだと、メインライン(PE)の方が強度はありますが、ショックリーダー(フロロカーボン)の方が太くなります。ですので、ショックリーダーが一直線となる(結び目を作ったり、折り返したりしないで済む)FGノットが最適だと思います。

ショックリーダーで結び目を作ったり、ショックリーダーを折り返したりするノットだと、結束部分が太くなり、ガイドに引っかかってトラブルになる可能性が高いです。

 

メインライン(PE)

自分はいつもファイヤーラインです。

 

▼次の釣行に向け、コレを準備しました。200mのだけ、トライアルプライスみたいです。 

コレはオフショアジギング用みたいですが、10mごとに色分けされているので何mくらいキャストできたかわかりますし、1.2号(20lb)だけ他の太さのものより安いようです。バークレイのホームページではトライアルプライスとなっているので、今だけなのかな???

 

▼通常はコレか

 

▼コレになると思います。

 

ショックリーダー (フロロカーボン)

各メーカー色々ありますが、自分はロックフィッシュ用のものを使っています。

 

▼いつもコレです

 

FGノット

自分はメインラインを指に巻き付ける方法で結束しています。下の動画とはちょっと違いますが、基本は同じです。

 

www.youtube.com

 

この動画では素手で締め込んでいますが、これだとラインが手に食い込んで痛いですし、強く締め込めません。強く締め込めないのは、ショックリーダーがすっぽ抜ける一番の原因です。

 

▼自分はコレを両手にはめて、ラインを2~3周巻きつけて締め込んでいます。

 

▼コレも同じようなものです。

 

▼コレを使えば、指に何回も巻き付けなくていいので、ラインの無駄が少なく済みますね。ちょっと欲しいかも・・・

第一精工 ノットアシスト 2.0を使ってFGノットを作る動画

www.youtube.com">www.youtube.com

 

 

伊豆地磯釣行でも、三陸と同じタックルを使用するつもりです。

ではまた。

 

伊豆半島地磯釣行でのトラブル

おはようございます。

 

初投稿で、伊豆半島の地磯を開拓したと書きましたが、実は準備不足のせいでトラブルがありました。

chommage5.hatenablog.com

 

  

ラジアルソールで藻が生えた足場は危険

年末の三陸釣行の時、いつもはいていたフェルトスパイクブーツが見つかりませんでした。横浜に引っ越してから何年も釣りから遠ざかっていたので、処分してしまったかもしれません。

三陸のいつもの磯はよく知っている場所なので、ラジアルブーツでも大丈夫でしたが、今回は初めて入る伊豆半島の磯。スパイクブーツもしくはフェルトスパイクブーツが欲しいところです。

伊豆半島釣行は前日に思い立ったため、急いで釣具店を回るも、いいブーツが見つからず。

仕方がないので、やや不安ではありましたが、ラジアルブーツ、しかも釣り用ではないもので磯に入りました。

 

不安は的中。

1箇所目の磯で、藻が生えたゴロタを踏んで渡らなければならない所がありましたが、ラジアルソールは藻に対して戦闘能力ゼロ。足を乗せて体重をかけた瞬間にツルンと滑って転びそうになります。それでも、周りの岩につかまりながら、なんとか突破しました。

しかし、まだ目的のポイントまでの3分の1。これ以上進むのは危険と判断し、断念しました。やはり、磯(特に初めて入る磯)への釣行の場合、スパイクもくしはフェルトスパイクが必須ですね。

なお、断念はしましたが、その付近もロックフィッシュが釣れそうな地形でしたので、ここでトライすることにしました。結果的に釣れませんでしたが。

 ちなみに、2箇所目の磯は、ラジアルでも問題ありませんでした。

 

 

ライントラブル

スピニングリールに巻いていたPEラインがかなり劣化していたので、釣行前に新品のフロロカーボンラインに巻き替えました。

これまで何年も、メインラインPE+ショックリーダーフロロカーボンの組み合わせだったのですが、メインラインをフロロカーボンにしちゃえば、ショックリーダーを接続する手間も省けるし、根ズレ対策にもなるし、との判断です。太くなるので、多少飛距離は落ちるでしょうが。

 

しかし、これが大失敗。

実釣開始から数十分、根掛かりして外れなくなってしまったため、仕方なくラインを切ることにしました。ナイロンラインほどではないですが、PEラインに比べたらフロロカーボンラインも伸びますよね。そのせいで、丁度真ん中あたりで高切れしてしまいました。失ったのは30メートルくらいでしょうか。

 

そして、高切れした瞬間思い出しました。

メインラインPE+ショックリーダーフロロカーボンという組み合わせは、高切れ防止の意味もあったんだと・・・

 

ラインが短くなってしまったため、キャスト時のラインとスプールの抵抗が大きくなり、飛距離が出ない羽目に。

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高切れしてラインとスプールの段差が大きくなっちゃいました

広い範囲を探るため飛距離の出るスピニングロッド、飛距離は出なくともラインの出し入れがし易いベイトロッドの2本体制で臨んでいたのですが、どちらも同じくらいの飛距離になってしまいました。

今回入った地磯2箇所とも、あともう少し距離が出れば根の向こう側に届くのにー!っていう感じで、悔しい思いをしました。

 

 

いい釣果を得るには、しっかりとした準備が必要!

そんなこんなで、伊豆半島地磯初釣行でボウズだったのは、

  • 足元トラブルで目的のポイントに到達できなかった
  • ライントラブルで広い範囲を探れなかった

というのも要因でした。

どちらもちゃんと準備できていれば防げるもの。ラインの方は、準備したつもりではいましたが・・・、ショックリーダーの意味をすっかり忘れていました。

 

次回の地磯釣行に向けて、しっかり準備したいと思います。

 

海水温低下中(伊豆半島~房総半島)

こんばんは。

 

先日の大雪後、海水温が急激に低下しています。

 

2018年1月19日

大雪の前のデータです。

伊豆半島沿岸は、概ね15℃で、先端の下田、南伊豆あたりは16℃

房総半島沿岸は先端の館山市、房総市あたりが15~16℃

といったところ。

 神奈川県水産技術センター 海況図データベース 関東・東海海況速報/伊豆諸島海域(2018/1/19)

出典:神奈川県水産技術センター 海況図データベース 関東・東海海況速報/伊豆諸島海域(2018/1/19)

2018年1月25日

1月19日と比較すると、駿河湾相模湾の水温低下は一目瞭然です。

伊豆半島、房総半島に接岸していた15℃ラインは、沿岸部から離れてしまいました。

沿岸部は、12~14℃といったところでしょうか。 

 神奈川県水産技術センター 海況図データベース 関東・東海海況速報/伊豆諸島海域(2018/1/25)

出典:神奈川県水産技術センター 海況図データベース 関東・東海海況速報/伊豆諸島海域(2018/1/25)

急激に水温が下がってしまいましたので、魚の活性も下がってしまったのではないかと思います。

この週末、現地に行けたら、実際に水温を計ってみます。

釣行された方、状況を教えてください。

 

▼最新の状況はこちら

sui-kanagawa.jp

 

それでは、また。